2012年8月25日に『るろうに剣心』の実写映画が公開される。和月伸宏さんの人気マンガ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』を新たにビッグスクリーンに描き出す大型プロジェクトである。
監督に大河ドラマ『龍馬伝』の大友啓史さん、人を殺すことを止めた伝説の剣客である主人公 緋村剣心を佐藤健さんが演じる。脚本、音楽にも一流スタッフを、さらに佐藤健さんのほか、武井咲さん、吉川晃司さん、蒼井優さん、奥田瑛二さん、江口洋介さん、香川照之さんとその豪華な出演陣にも話題が集まる。
映画の新ビジュアル、ティザーポスターの画像が公開された。ビジュアルは原作の持ち味を存分に引き出し、かつ自身の魅力を表現する佐藤健さんによる緋村剣心である。モノトーンでスクッと立った姿が魅力だ。「優しいヤツほど気をつけろ」のキャッチコピーが、剣心存在を体現化するかのようだ。
この目を惹くティザーポスターは、有名カメラマンの操上和美さんが撮りおろしたものだ。操上和美さんは、ペプシコーラやゼロックスの広告写真で脚光を浴び、数々の広告賞を受賞してきた。広告写真以外でも幅広く活躍する。井上陽水さん、ビートたけしさん、高倉健さん、矢沢永吉さん、宮沢りえさんなどを撮影してきた。
今回はあえて色をつけることなくモノクロで表現することで、剣心の封印された狂気をテーマに撮影した。「人斬り抜刀斎」として生きた過去の自分と向き合い、「不殺(ころさず)」の誓いをたてた流浪人として生きる剣心が映し出される。
『るろうに剣心』は、日本だけでなく海外でも人気の作品だ。映画の公式サイトは開設以来、世界136カ国からアクセスがあり、ワールドワイドで関心を集めている。
映画公開に合わせて、原作マンガも再始動、新作アニメの放送開始と話題に事欠かない。映画『るろうに剣心』が、この夏大きな注目を集める。
原作でおなじみのセリフ「おろ?」を佐藤健ふんする剣心が口にしている場面も映像には含まれており、本作の見どころがぎっしり詰まった仕上がりに。また、海外からの反響が多いことで、急きょ4か国語の字幕付き映像の制作も決定した。
まず目を引くのは、人気マンガを実写化するにあたって、「龍馬伝」の大友啓史監督が「CGに頼らず、生身のアクションにこだわりたい」と明かしていた殺陣を中心とするシーン。佐藤が体を張ったアクションシーンはすでに公開されている特報映像でも観られたが、新シーンを含む今回の映像ではさらに圧倒的な迫力をもった出来となっている。
また、主人公・剣心の持つ二面性を表現するシーンが入れられていることも見逃せない。原作ファンにはおなじみの口癖「おろ?」を口にするシーン、さらには武井咲演じる神谷薫との出会いなど、これまでに明かされていなかった場面が続々と追加。中でも、江口洋介演じる斉藤一との対決シーンは原作ファンであればあるほど感慨深いものがあるに違いない。
前回の特報映像が公開されるやいなや、オフィシャルサイトには世界136か国からのアクセスがあったという本作。そうした海外人気を考慮に入れ、今回の特報映像では英語、中国語、フランス語、スペイン語の4か国語の字幕付き映像が制作されることが決定。公開に際しては海外配給も視野に入れているといい、今年の邦画では、世界から最も注目されている一本といえそうだ
ストーリー:
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられていた伝説の剣客・緋村剣心。彼は明治という新しい時代の訪れとともに姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いをたて、流浪人として旅をしていた。ある日、「神谷道場」の師範代をつとめる薫を助けたことから薫のもとで居候することになるが、その頃、街では剣心のかつての呼び名・抜刀斎を名乗った人斬り事件が勃発していた…。
スタッフ
監督・脚本: 大友啓史
原作: 和月伸宏
脚本: 藤井清美
音楽: 佐藤直紀
キャスト
佐藤健
武井咲
吉川晃司
蒼井優
青木崇高
綾野剛
須藤元気
田中偉登
奥田瑛二
江口洋介
香川照之
他
『るろうに剣心』
2012年8月25日(土)全国公開
配給: ワーナー・ブラザース映画
http:www.rurouni-kenshin.jp 続きを読む
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